小学校 歯科保健指導 【スタッフブログ】
少し前の事ですが、田彦小学校の5年生に歯科保健指導に行ってまいりました。
小学生は、5年生になるまでは虫歯の成り立ちなどの勉強はほぼしません。ですので生徒の皆さんは今回初めて口の中のお勉強をします。
皆んなよく聞いてくれていました。
今回は、1.口の中のバイ菌って何?...どれ?
2.『歯垢』を除去することは簡単?
3.歯や歯の周りの構造
4.ダラダラ食いはなぜいけないの?
5.態癖ってなんだろう?
6.ブラッシングについて
このような、タイトルで進めていきました。
『歯垢』=『細菌』という事を理解してもらうために、顕微鏡で見た歯垢(細菌)の映像を皆さんに見てもらうと『キャー!』『ウワァ〜気持ち悪い〜』と、期待通りの反応が見られました。笑
歯垢は食べカス。と思いがちですが、そうではなく、歯垢は細菌の集合体であり、歯ブラシで除去してもらいたいのは食べカスではなく、"歯垢"なんです!それを理解してもらえたら嬉しいです。
お話を進めていき、歯や歯の周りの構造のお勉強にさしかかり、皆さんに質問を投げかけると、何でも正確に答えてくれる生徒さんがいてビックリしました。そちらのお子さんは口の中について家でお母さんと勉強をされていたそうで、『象牙質』や『神経』という難しい言葉も理解していました。
態癖のお話になり、皆さんの様子を見ると、頬杖を付いている子が何人かチラホラ...。まさにそれが"態癖"だよ〜!気をつけてねー!とお話をしました。
(態癖:日常の生活習慣の中で無意識に行うさまざまな癖の中で、歯並びや噛み合わせなどに悪影響を及ぼす癖のこと。例えば頬杖や口唇を巻き込む癖、うつぶせ寝など)
ブラッシングのお話のところで、皆さんの歯ブラシを覗いてみると、だいぶ広がっている歯ブラシを使っている子が数人。学校の歯ブラシはつい交換を忘れてしまいがちですが、月に一回は交換しましょうとお話をしました。
それから5年生にしてはかなりヘッドが小ぶりな歯ブラシを使用している子も‼︎
小さい歯ブラシが使いやすいと思われがちですが、乳歯用と思われるような小さい歯ブラシでは時間ばかりかかってしまい、プラークが落としにくいので5年生は永久歯用の歯ブラシを使いましょうと指導させていただきました。
今回を期に、お口の中に興味を持ってもらえると嬉しいです♪
そして一生自分の歯でいられるように歯を大切にしてくださいね⭐︎






